ナス栽培の基本とおすすめアイテム!家庭菜園でおいしいナスを収穫しよう
夏野菜の代表、ナスは家庭菜園でも人気の高い野菜で、
炒め物や煮物、揚げ物など、さまざまな料理に活用できます。
ナスの栽培は、初心者でも比較的簡単に始めることができますよ。
今回は、家庭菜園でのナスの栽培方法について、
基本的な手順やおすすめアイテムなどをご紹介します。
ぜひ参考にして、自宅でおいしいナスを収穫しましょう。
ナスの種類・品種
まずはナスの種類・品種を見てみましょう。
一般的な長卵形ナスと、長ナスや水ナスなどの他のナスを一緒に育てるのもいいですね。
長卵形ナス(中長ナス)
長卵形ナスは、国内の生産量が最も多い品種で、
青果店や大型店舗でよく見かける一般的なタイプです。
千両二号
「千両二号」は代表的な長卵形ナスの品種です。
環境適応力の高さから栽培しやすく、品質と栽培性に優れています。
果色は濃い紫色で光沢があり、果形が揃いやすいです。
果実の成長が早いので、長期栽培でも安定して収穫することができます。
果皮は柔らかく、天ぷらから炒め物、煮物、漬物まで、
幅広い料理に対応できる万能な品種です。
とげなし千両二号
「とげなし千両二号」は「千両二号」の良さを引き継ぎつつ、
全体にトゲがないため、手にトゲが刺さる心配がなく、安全に栽培できる品種です。
収穫時に果実を傷める心配もありません。
成長スピードは「千両二号」にやや劣ります。
長ナス
主に西日本と東北地方で生産されているナスで、長さが20~25cmに達します。
品種にもよりますが、大部分は肉質が比較的柔らかい傾向があります。
煮物、揚げ浸し、焼きナスなどの料理によく合い、美味しくいただけます。
葉が大きく成長力があり、株も大きくなります。
密植すると収穫量が下がる可能性があるので、株の間隔は大きめに取りましょう。
筑陽(ちくよう)
耐暑性が高く、秋まで長期間にわたって収穫することができる品種です。
長ナスの中でも秀品率が高く、暑い時期や寒い時期でも整った形に成長します。
色は濃い紫色で、果肉は一般的な長ナスよりも密度が高いのが特徴。
煮物や漬物におすすめです。
ふわとろ長なす
「ふわとろ長なす」は、光沢のある紫色で大きくて太い果実をつけます。
長さは35cm、太さは5cmほどになります。
果皮は少し厚いですが、果肉は淡い緑色でとても柔らかくて甘いです。
食感と味は抜群で、揚げたり炒めたりする料理にぴったり。
側枝(そくし)がよく伸びて2枚の葉ごとに実をつけます。
収穫量が多いのも魅力です。
水ナス
主に大阪府の泉州地域で生産されているナスで、形状は卵型です。
皮が薄く、手で握ると水分が滴り落ちるほどの水分量。
果肉の柔らかさとアクの少なさは、一般的なナスと比べて大きな違いですよ。
漬物に使われることがメインですが、料理にも使うことができます。
日持ちが悪いため市場にはあまり出回りません。ぜひ家庭菜園で挑戦してみたい種類です。
みず茄
一般的に水ナスはデリケートで育てるのが難しいですが、
タキイ種苗から出ている「みず茄」は育てやすく品種改良されています。
極早生種の長卵形で、早い段階から収穫量が多いです。
色ボケした果実がほとんど出ません。枝分かれが早いのが特徴です。
小ナス
小ナスはその名の通り、通常の茄子よりもサイズが小さい種類を指します。
その大きさはおおよそ3〜8cm、重さは10〜20gほど。
形状には、丸い「小丸なす」や卵型の「ひと口なす」などがあります。
山形県の「民田」、「出羽小茄子」、「山形系梵天丸」、
新潟県の「十全なす」などが有名です。
枝分かれが多く、実もたくさんつくため、プランターでの栽培に適しています。
ちび丸
渡辺採種場の品種で、一口サイズの柔らかいナスです。
成長が良く、葉は小さめ。
石ナスや夏ボケの心配がほとんどなく、栽培しやすい品種です。
丸ナス
その名が示す通り、丸い形状が特徴的です。
完全に球形のものから、下部が少し膨らんだものまで形状がさまざま。
サイズも一口で食べられる小さなものから、ソフトボール大のものまであります。
肉厚でしっかりとしており、煮ても崩れにくいナスです。
京野菜の「加賀なす」や奈良県の「大和丸なす」などが有名ですね。
施肥、日照、収穫のタイミングなどの点から、
一般的な長卵形ナスと比べて、少し栽培が難しいとされています。
早生大丸
「早生大丸」は果形が均一で美しいのが特徴です。
花痕が目立たず、高品質な果実が多く収穫できます。
草姿は広がりやすく、成長力が強いので多くのナスを作ることができます。
肉質は非常に密で弾力があり、皮は柔らかいので、田楽や煮ナスなどの料理に最適です。
ナスの栽培時期
ナスの栽培に適した温度は20~28℃です。
定植は、晩霜の可能性がなくなり、
最低気温が10℃を超え、地温が少なくとも15℃に達した時に行いましょう。
ナスの栽培方法
準備するもの
ナスの苗
肥料
プランターまたは畑
支柱(5m以上)
誘引ひも(麻ひもなど)
夏野菜は種からではなく、苗から栽培するのがおすすめです。
栽培方法
1. 苗選び
販売されている苗には、接ぎ木苗と実生苗があります。
購入の際に確認してみてくださいね。
初心者には丈夫な接ぎ木苗がおすすめです。
選ぶ苗は幹が太く安定しており、
葉が厚く葉脈がはっきりしているものを選びましょう。
本葉が7~8枚あり、花が咲き始めていて、
下部に双葉があるものが理想的です。
病害虫の痕跡がないことも確認しましょう。
2. 土作り
ナス栽培では、土作りは大切なステップです。
日当たりが良く、ナス科の作物が前年までに栽培されていない場所を選びます。
植え付けの2~3週間前に、1㎡あたり堆肥2kgと苦土石灰200gを混ぜ込み、
しっかりと耕しましょう。
3. 苗植え
畑に幅100~120cm、高さ10~20cmの畝を作り、マルチを張ります。
株間50~60cm程度でマルチに穴をあけて、浅めの植え穴を掘ります。
苗と植え穴の両方に充分な水を与え、苗を穴に設置し、土をかけて押し固めましょう。
4. 整枝(せいし)・誘引
植え付けが完了したら、支柱を立てましょう。
苗のすぐ脇にまっすぐ支柱を立て、
ナスの主枝(しゅし:上に伸びる中央の太い茎)と
支柱をひもで8の字になるように結びつけます。
品質の良いナスを育てたい場合
品質を重視した栽培では、草丈が30cm程度になったら、
枝3本を残して育てる「3本仕立て」という方法を行います。
「主枝」と、最初に咲いた花より下の枝のうち、「太くて元気な枝2本」を残します。
他に枝が伸びないように、わき芽を取ったり、枝を切ったりして整枝しましょう。
3本の枝を決め、他の不要な枝を取り除く整枝をしたら、
画像のように2本の支柱をクロスさせるように立てましょう。
「太くて元気な枝2本」を誘引し、ナスを実らせます。
ナスを収穫したら、収穫した枝にある、主枝に近いわき芽を成長させます。
ナスを収穫した枝は、次に成長させるわき芽を残すように切って
「切り戻し」という作業を行いましょう。
蕾ができた段階で、次に成長させるわき芽を決め、
成長させておくと、次の収穫までスムーズですよ。
枝1本につきナスを1個育てます。
収穫したら、主枝に近いわき芽(将来の枝)に乗り換えていくイメージです。
たくさん収穫したい場合
3本仕立ての方法では、枝1本につきナス1個なので、収穫する量が減ってしまいます。
たくさん収穫したい場合は、細かく管理しなくて大丈夫。
枝が増えすぎないように、細い枝を取り除く程度にしましょう。
プランターでの栽培方法
基本的には、畑での栽培方法と同様です。
深さ30cm、長さ60cm、奥行き25cm、容量30リットルの深型菜園プランターを使用すれば、
2株のナスを育てることが可能で、さらに秋茄子の収穫も楽しむことができます。
プランター栽培においては、市販の野菜用培養土が最適。
酸度が適切に調整され、必要な肥料も既に含まれているため、
野菜の育成に理想的な環境が整います。
ナス栽培のポイント・注意点
ナス栽培においては、水やりと追肥が重要。
ポイントを見ていきましょう。
水やり
梅雨が明けてから9月の初旬までが最も重要な時期です。
2日から3日ごとに株元に約3リットルの水を与えましょう。
追肥
ナスは成長期間が長いため、肥料が不足しないように気をつける必要があります。
果実ができ始めたら、2週間ごとに1株あたり50gの化学肥料を追加します。
ナス栽培におすすめの商品
ナスの栽培方法がわかったところで、おすすめの商品を紹介していきます。
なす・とうもろこし 専用肥料
元肥・追肥の両方に使用できる専用肥料は、肥料選びに悩む必要がなく、おすすめです。
なす・とうもろこし専用肥料は、動物有機と植物有機を独特な方法で加工したアミノ酸入り肥料です。アミノ酸が含まれているので、おいしいナスを栽培することができますよ。内容量は1.2kgで、ナスの元肥 約3㎡分です。
摘果鋏 No.AG-7 直刃
左利き用 摘果鋏 No.AG-7L
MARSOL 使い切り 黒マルチ
地中の温度を上昇させ、土壌の水分蒸発を抑える効果があります。光を遮断して雑草の発芽と成長を防ぎます。さらに、雨などによる土の飛び散りを防ぎ、ふんわりとした土質を維持。ナス栽培では、土壌の保湿や温度管理に役立ちます。
ゆーいんキャッチ
まとめ
商品 | 説明 |
|---|---|
アミノ酸を含み | |
細やかな作業に最適の直刃 | |
土壌の保温や雑草抑制効果 | |
ワンタッチの簡単誘引クリップ |
この記事では、家庭菜園でのナス栽培についてまとめました。
初心者でも比較的簡単に始めることができ、
さらにおすすめアイテムを活用することで、
おいしいナスを育てやすくなります。
ナス栽培の方法やポイントを押さえて、
自宅でナス栽培にチャレンジしてみましょう!






























